子どもが話してくれない…そんなときの対処法

「最近、うちの子、全然話してくれない…」
そう嘆くお父さん、お母さん。大丈夫、あなただけではありません。
成長とともに、子どもは親に話さなくなることがあります。でも、それをただの“成長の証”と片付けてしまうのは、ちょっともったいない。
「話したくない」のか、「話せない」のか。その違いに気づけるかどうかが、親子のコミュニケーションの分かれ道になります。
Contents
1. 「話してよ!」はNGワード
子どもが口を閉ざしているとき、「ねえ、何か話してよ!」と詰め寄るのは逆効果。
人間は不思議なもので、「話せ」と言われると話したくなくなるものです。
大事なのは、“話す場をつくる”こと。会話を「取り調べ」にしない。何気ない時間を増やすことが、心の扉を開ける鍵になります。
では、具体的にどんな時間を増やせばいいのか?
- 一緒におやつを食べる時間を増やす
- 何も話さず隣で読書をする時間を持つ
- 子どもが好きな音楽を流しながら過ごす
会話の「強制」ではなく、自然と心が開くような時間をつくることが大切です。
2. 「察してほしい」は親の甘え
「なんか悩んでるみたいだし、聞いたら話してくれるかな?」と思っても、子どもはそんなに単純じゃない。
“話したくても話せない”子どもは、言葉にならないSOSを発しているかもしれません。
だからこそ、「察してほしい」と待つのではなく、
- 一緒にゲームをする
- 一緒に料理をする
- 夜の散歩に誘う
- 一緒に映画を観る
など、まずは「言葉以外のつながり」を強くすることが大切。
また、表情や行動に変化がある場合、「どうしたの?」と単刀直入に聞くのではなく、
「今日はちょっと元気ないね」「何かあった?」とソフトに声をかけるのも有効です。
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3. 「聞く」のではなく「感じる」
「どうしたの?」と聞くよりも、
「なんか疲れてるね」「今日はゆっくりしたい気分?」
と、子どもの状態を“言葉にしてあげる”と、案外ぽろっと話し出したりするもの。
会話は、相手の“心の温度”を感じ取ることから始まります。
また、子どもの興味を共有することも、心を開くきっかけになります。
- 子どもがハマっているアニメや漫画の話を振る
- 夢中になっているゲームについて教えてもらう
- 最近の学校の給食メニューについて話す
「質問」ではなく「共感」でアプローチするのがポイントです。
4. 「親として」より「人として」向き合う
親という立場で話を聞くと、「アドバイスしなきゃ!」「解決しなきゃ!」と考えがち。
でも、子どもが求めているのは、“解決策”より“共感”。
「そうなんだ、それはしんどいね。」
この一言が、子どもにとっては最高の救いになることも。
また、親が自身の失敗談や経験を話すことで、子どもが話しやすくなることもあります。
- 「パパも子どもの頃、友達とケンカしたことあるよ」
- 「ママも仕事でミスしたとき落ち込んだよ」
子どもは親の「完璧な姿」ではなく、「親も人間なんだ」と感じられると、話しやすくなるものです。
5. 「話したくなるタイミング」を見逃さない
子どもが話してくれるタイミングは、意外と突然やってきます。
- お風呂に入っているとき
- 布団に入って眠る直前
- 車に乗っているとき
- 休日の朝ごはんを食べているとき
このような「ふとした瞬間」に、子どもが話し始めることがあります。
そのタイミングを逃さず、「おっ、話したい気分かな?」と思ったら、途中で遮らず最後まで聞いてあげることが大切です。
まとめ
子どもが話してくれないとき、大事なのは、
- 無理に話させようとしない
- 言葉以外のつながりを強める
- “聞く”より“感じる”
- アドバイスではなく共感を
- 話したくなるタイミングを見逃さない
子どもは、“話せる場”があるとわかると、少しずつ心を開いてくれます。
焦らず、じっくり、子どもの心の声に耳を傾けてみませんか?
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