テレビ漬けだった名護高校ラグビー部主将が教師を目指した理由

第83回全国高校ラグビー名護高校

ハイサイ!
元中学校教諭でジングルファザー
笑顔と承認の力で大切な人を大切にする男
愛と調和の薪割り職人のナンクル並里です。

テレビ・映画が大好き

スポーツ、お笑い、歌、ドラマ、映画、トーク、コント、漫才、落語
バラエティー番組はほぼ見てました!
代表的なやつでいうと
明石家マンション、さんま御殿、さんタク、お笑い向上委員会、恋のから騒ぎ、さんまのまんま、痛快!明石家電視台
ごっつえぇ感じ、ガキ使、ダウンタウンデラックス、ヘイヘイヘイ、とんねるずのみなさんのおかげでした、うだばん
めちゃイケ、バカ殿、ドリフターズ、SMAP×SMAP、アメトーク、ロンハー、水10
などです!特に明石家さんまさんが大好きです。

ドラマも好き
木村拓哉ドラマ黄金期ど真ん中です。
代表作
ヒーロー、エンジン、プライド、ビューティフルライフ、グッドラック
ビデオテープに録画して、擦り切るほど観てました笑

学園系は特に大好物(映画も含めます)
代表作
金八先生、ヤンキー母校に帰る、ごくせん、GTO、スクールウォーズ、天使にラブソングを、コーチカーター、タイタンズを忘れない、パッチアダムス、幸せの隠れ場所、伝説の教師、幽かな彼女

アニメも漫画も大好き
代表作
ワンピース、ドラゴンボールシリーズ、幽遊白書、サラリーマン金太郎、メジャー、わたるがぴゅん、スラムダンク、シャーマンキング、タッチ、ドリームス、4P田中くん、ドッヂ団平、るろうに剣心。ゴールデンから深夜まで時間さえあればテレビを観ていた青春時代!

余談
ハマると何度も同じ作品、番組、シーンを観る習性があり、一人で見ることがほとんどです。というか、じゃないと観れない(笑)

就寝時間は深夜0時を回ることは日常

その代償として、身長が思うように伸びず、中学校3年生で縦の成長は止まりました(泣)成長期の睡眠はとてもとても大切なんだと実感しております笑とにかく寝ましょう!交感神経と副交感神経のバランスは私達生物にとって生命線です。悩んでいたり、落ち込んでいたり、感情が不安定だったり、うまくいかなかったり、違和感を感じていたり、人生いろいろ子育てもいろいろですが、とにもかくにもまずは寝ること。睡眠時間を確保することで、大概のことは解決に向かいます。それはホルモンのバランスが大きく影響されます。その辺の詳しい話はまた別の機会に触れますね。

ようやく本題に入ります(笑)

テレビっ子だったナンクルがなぜ教師になったか!?

急な方向転換に「えっ!?」と、なった方!
リアクションしていただき、嬉しいです!
ここまで読んでいただいたことに感謝です。
懲りずにこの後もご笑覧いただけると嬉しいです!

僕が教員という仕事を意識したのは高校3年生の夏です。
夏休みに入り、ラグビー漬けの毎日!
とはいえ、午後はフリーになることが多く、バスで実家のある隣町へ帰宅。
両親が経営していた会社 アセローラフレッシュ(現在は弟が経営)の手伝いか、テレビを見るか、寝るかのルーティーンが続いていた高3の夏休み。2003(平成15)年8月。

https://acerolafresh.shop-pro.jp/

なにか変化がほしいなぁ

そう思い、その日もラグビーの練習終わりにバス停に向かうと、ふと携帯を見るとまだバスの出発時間まで余裕がある、バス停で時間を潰すよりは、当時グランドとバス停を結ぶ道の近くにあるレンタルビデオ屋で時間でも潰すかと考え、思いつくままにゲオへ。
暑い夏、店内の空調が気持ちよく幸せに!!目的はないが、目の前に新作入荷!のレンタルビデオの広告を目にして、「お、行ってみるか」と、ビデオコーナーへ。当時はビデオテープからDVDへ移行する時代だったため、昔の作品をDVD化して再リリースする流れがあり、親世代が喜びそうなものばかりが店頭に並んでおりました。それって新作なの?とは疑いもしなかった、純粋な僕(笑)

とはいえ、これといった作品もなく。

半ばガッカリしながらウィンドウショッピング!
当時は高校生!18禁コーナーは行ってません笑
時計をみて、そろそろバスの時間もあるし、移動しようと思い、最後に一周してからでようと、携帯から目を離し、顔を上げると

あれ?
さっきこんなのあった?

ここで運命的な出会いをします!
目に止まった作品それは

「スクールウォーズ」

ラグビーだし、DVDだし、話聞いたことはあるし、たまたま1巻だけレンタル可能だし、これは借りるしかない!
と、即決!!

ポンタカードを作って、作品は古いが新作扱いなので、300円払って二泊三日のレンタル。なけなしの小遣いを使いバス停に向かうが、まさかの一本逃すというオチ笑
とはいえ、なんとなく気分が良かったので、のんびり1時間後に来るバスを待ちました。

衝撃的なシーンの繰り返し

帰宅後、さっそくスクールウォーズをみました。
スクールウォーズといえばこの曲!と言われるお馴染みのオープニング曲とともにグランドに整列するラガーマン。
元日本代表選手が熱い思いを持って教師となり、その希望がいきなり砕かれ、悔しい思いをするところから始まるという、僕にとっては衝撃的な幕開けでした!

争うことが嫌いというか苦手な僕

人と喧嘩したり、口論したり、ぶつかり合うということからは避けてきた青春時代でしたので、スクールウォーズの世界観は、こんな人たちがリアルにいるの?あまりにもかけ離れすぎるものでした。一方では、トキドキワクワクこの後どうなるの?という客観的にドラマという作品に魅了されている自分もいました。夏休みの楽しみが増え、早く次が見たくて、練習の帰り道、毎日ゲオに通い、まだ返されてない、今日こそは、やったあった!しかも2、3巻2つも!よし、まとめて借りよう!

いやー、若いですね!
レンタルビデオ借りるだけで、こんなにワクワクしていたのですから。

少年時代から真面目で正義感が強く、曲がったことが嫌いでしたが、かと言って勉強がすごくできるということもなく、楽しいことや仲間となにかを達成に向かって取り組むということが好きな性格だったため、遊びも勉強も全てにおいて真面目にやってました笑詳細については、リアルでお会いしたときにでも聞いて下さい笑

主人公の先生の姿にのめり込んでいく自分がいました。

そして気づくのです。人の行動はからなず目的がある。それは、受け入れられる行動であったり、受け入れられない行動もあるが、その行動に行き着くまでのその人の背景が大きく影響されていることに、高校生ながらとても考えさせられました。

これまでの自分の在り方を問う

振り返ると、僕の周りには大なり小なり近しい状況の人がいることに気づいたからです。
あの人はもしかしたら、こんな事があってとうしようもなくとってしまった行動なのか、だったら、僕のあの時の言動は傷ついただろうな、今ならどんな声掛けができるかな、きっと話を聞くかな、そっとしておくかな、なにも聞かず寄り添っていてあげれたな、物語がすぐに連れ、自分事としてもらえ、ドラマと僕の日常を重ねながら観ていました!

毎回号泣!!!

泣くとスッキリすることもあり、僕のストレス解消法のひとつに「泣けるドラマや映画を観る」があります。ぜひ、試してみてほしいです笑

また話が脱線しましたね。戻します。

寄り添えなかった自分に気づく

レンタルするタイミングが良く、2週間で最終回まで観ることができました!

ラグビーに対するモチベーションも高くなり、自分の進路についても真剣に向き合うきっかけにもなりました。個人的には、学習塾に行くよりも価値があった2週間でした笑
スクールウォーズを観ていてずっと感じていたことが、
「主人公のような先生(大人)に出逢えていれば、違う人生を送れた仲間がいたかもしれない」でした。
スクールウォーズを観たことで、友人たちに寄り添えなかった自分に後悔の念があることに気づきました。
そして、当時の小中高の先生方の対応(大きく言えば学校の対応・在り方)に対して、ずっと違和感を持っていたことが、やっと明確になったのも、スクールウォーズをみてからでした。

リアルスクールウォーズ

自分の気持ちに気づき、進路についても考え始めている矢先、夏休み最後の週に、地元の中学生が僕たち高校生と合同で練習する毎年恒例の機会がありまして、特段これまで意識したことはなかったのですが、スクールウォーズをみたあとモチベーションも上がっているし、自分の生き方についても考えているときですから、「なぜこの子達はラグビーを選び、グランドに立っているのか」という視点で、中学生の彼らとそしてその子達に寄り添っている先生の姿をみていました。

まさにリアルスクールウォーズ!

エネルギーが余っている中学生の発散の場所とこの子達をなんとかまともに生きてもらいたいという教師の情熱が伝わり、必死で向かってくる中学生。
容姿はマッチ棒のような眉に色とりどりの髪色、キティーちゃんのスリッパを履き、学校では居場所がないだろうなぁ、僕の友人たちにも重なる部分があるなぁ、と思いながら、胸を貸していました。

どの子もいい目をしているんです。

どの子もいい根性しているんです。

どの子も一生懸命ラグビーやっているんです。

稲妻が僕の頭を撃ち抜いた瞬間

一生懸命、不器用ながらも必死にボールを追いかけ、悔しがり、むきになって高校生に向かってくる中学生の彼らの姿でした

「これだ」と、僕の中の何かがはじけました。

ラグビーを通して、僕が寄り添えなかった友人たちと似た境遇の子たちに寄り添い、居場所をつくりたい!!

その子の人生に関わりたい!

そうだ!!教師になろう!

ここにぼくの原点があります!

その思いは今でも持ち続けております。

すべての命が安心できる居場所づくり

かつての僕が友人たちに寄り添えなかったことからの後悔の念、そして、こんな大人に出逢えていれば、という期待感から、寄り添う気持ちとそんな大人に僕がなればいい、そのことに気づかせてくれたスクールウォーズとの出逢いでした。

僕の教師現役時代でも、たくさんのドラマがありました!!!
別の機会でお話させていただきます。

テレビっ子であったことは決して無駄ではなかったです!

今では身長の低さも強みに変え、「背は低いけど人としてでかくなればいい」と、器の大きい人間になることを目標にしております。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

小中学生のお子さんを育てているあなたへ。人生のターニングポイントはいつですか?

きっとあなたにもあるはずです。

この年になって思うことは、すべてが必要なことであり、過去をどう受け止め、未来に繋げるための、今を生きる、事の大切さです。
「信は力なり」
僕が教師になりたい!と思ったきっかけになったスクールウォーズの名言です。仲間を信じ、自分を信じ、これまでやってきたことを信じ、今と向き合う。結果は後からついてくる。自分が選択したことを信じて、突き進むことの大切さを学びました。過去に縛られて生きることも、未来に不安になって生きることも、人間ですからあると思います(僕はその繰り返しで頭がループすることがよくあります笑)。
教員時代、生徒に裏切られても裏切られても信じ続けて向き合っていくその姿勢が僕の強みでした。そのスタンスは生徒だけではなく、関わる全ての方に対しても変わりません。大切な人を大切にできる、そんな生き方がしたい、と心から思い、行動しております。

事実をみれば、「今」しかない

今を積み上げてきたものが過去であり、今を積み重ねていくことが未来だという受け止めを僕はするようになりました。

そうです!
なんくるないさー精神です!
無意識でやってた考え方でしたが、いまは有意識で過ごすように習慣づけてきます。

全力で燃焼していますか?

今やっていること、これまでやってきたことは、カタチを変えて必ず未来にあらわれます。
いまを一生懸命!遊びも一生懸命!仕事も勉強も一生懸命!
一生懸命(一所懸命)とは詰め込むことではありません。無理することでもはありません。

ひとつある命(=時間)を懸命に生きることではないでしょうか。
それはきっと、あなたの大切にしたい人に対しても同様ではないかと思います。

「信は力なり」

何が正解か、ではなく、何を選択したか。
選択したことを懸命にやり切っているか。
全力で燃焼しているか。

僕もあなたも、あなたの大切な人も、今を全力で燃焼しませんか?

尊敬する龍筆家の西口賢治から頂いた言葉

最後に僕の大好きな詩で締めくくりたいと思います。

タイトル

『一生懸命』

一緒懸命が 一勝懸命に通じ 一笑懸命を生む

作:西口賢治

最後まで読んでいただき心から感謝いたします。ありがとうございます。

元中学校教師でシングルファザー、ナンクル並里の教師になるきっかけになるお話でした。

いつも笑顔で顔晴ろう
ちばりよぉー
なんくるないさぁ

笑顔と承認の力で世界を明るくする男
愛と調和の薪割り職人
アースファーマー(地球農人)
ナンクル並里

ご意見、ご感想、質問等、コメントいただけると嬉しいです

テレビ漬けだった名護高校ラグビー部主将が教師を目指した理由” に対して3件のコメントがあります。

  1. 後藤由花 より:

    やっぱり、すべてが必然!
    というか、そう捉え直すマインドが大切なんですね👀✨
    今を生ききること、全然できてないや…😰一所懸命、心掛けます。

    1. 康忠並里 より:

      後藤由花さん
      コメントいただきありがとうございます。
      受け止め方はその時の状況や自分の取り巻く環境によって様々ですが、いかにこの状況を楽しむか、というある種ドM気質ありです(笑)
      ほどほどに参考にしてください。好い加減がちょうどよいです!!!
      ナンクルナイサーです(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です