いじめによって命が奪われない社会にしませんか?
はいさい!!!
元中学校教師でシングルファザーのナンクル並里です。
信州の2月は雪が多し。
積もるたびに雪かき、雪かきしたのにまた積る
雪が解けたら道が凍って滑る滑る。
滑って足取られてねん挫した残念なナンクルです笑
シングルファザーとしての最近の僕の変化は、娘の髪を娘の納得のいく形で結べるようになったこと
言葉の数が増えてきた娘に
よく褒められます😁
よく注意されます😅
よくいたずらされます🤣
体調崩して保育園を早退した3月初めの日。翌朝起きてきたら、ケロッとしている😳😳😳どーーいぅーーこと??
病み上がり、無茶はさせられない。
エネルギーはある。
さて、どうしたもんか?
ん!?
まてよ。
明日はなんの日だ??
あ!!!!
3月3日!!
ひな祭り!!!
やばっ!!!
忘れてたーーー!
そりゃ、娘も身体のリズムくるうよーー(と、むりやり結びつけることもあります)
思い立ったが吉日!
娘の誕生祝として義父から頂いた雛人形
娘の健全な成長と健康を祈願して
今年はギリギリセーブで飾りました
忘れん坊の父は、しっかりものの娘に、「間に合ってよかったね」となだめられたのでした笑
いつ片付けようかな?
みなさん知っての通り、雛人形の片付け時期が遅ければ、娘の嫁に行く時期が遅くなる、という話があります。
嘘か真かわかりませんが、言い伝えられているということは、ある程度事実があったことなのかもしれませんし、たまたまなのかもしれませんが、先人が残した言葉や風習には必ず意図や意味がある、と僕は受け止めるタイプですから、
雛人形の片付けの時期、遅らせようかな?
と、良からぬことを考える自己中な父のつぶやきでした。
日々幸せな時間を過ごしていく中で、世の中のニュースに耳を傾けると、悲惨な事件、悔やみきれないことが毎日のように流れてきます。
見るたびに、大切な娘がもしいじめられたら、もしいじめるがわになったら、傷ついたら、親として心配することも増えてきました。
今回は、僕が思ういじめについてお伝えしていこうかと思います。
いじめは絶対に許しません
どんな理由があろうとです。一緒に、いじめによって命が奪われない社会にしませんか?
どうぞお付き合いください。
Contents
いじめはなくなると思いますか?
僕は、いじめと呼ばれる現象は、生物学的観点から無くならない、という立場です。生物学的観点というのは、動物の本能的な要素の子孫を残すことです。
オスは遺伝子を残したい、メスは強い遺伝子が欲しい
オスは自分の遺伝子を残すために、強さ、大きさ、美しさ、様々な方法を駆使して、どれだけ自分の遺伝子が優秀化をメスにアピールします。
メスは自分のことと生まれてくる新しい生命を守ってくれる、その後未来栄光続いてくれる、自分の遺伝子にはない新しい遺伝子をのもとめ、オスを選びます。
では人は?
根本的な構造は同じですが、人と動物との違いは、文明・文化を持ったことだと、僕は認識をしています。
わかりやすいものは、言葉です。言葉を生み出したからこそ、言語脳が発達し、知恵がつき、知識や経験を記録として後世に残し、学び、創り、いろんな過程を経て今日があります。
先ほど、僕がいじめはなくならない。と断言したのは、そういった生物が子孫を残すために敵を排除する、選ぶ、という本能的な要素において無くならない。といったまでです。
え?どういうこと?と、思うかもしれませんね。
僕が何を伝えたいかというと、
いじめをなくすことはできる。いじめが問題ではなく、いじめが続くことが問題なのである。
いじめるという行為は本能だった!?
小学校3年生ごろまでは、自分の世界で生きているという発達心理学の観点があります。よほどの環境下にいない限り、小学校3年生ごろまでは、一時的ないじめととらえられる現象はあれど、継続的ないじめととらえられることは起きにくい、と僕は受け止めています。
個からグループへ、数名のグループを作り始め、ある子を中心に行動していく時期は、小学校4年生前後から始まります。それを教育専門用語でギャングエイジと呼びます。なんかマフィアの集団の響きですよね。イメージは近からずでも遠からず、的を得ているところもあります。一緒にトイレに行くようになったり、グループを作って仲間外れを出すようになったりする時期です。それは発達段階において必要な経験になります。理性よりも本能的欲求に従いやすい時期ですから、集団に属した瞬間に、周りが敵に思えるわけです。男子は力を誇示するようになり、女子は自分にとって都合の良い同性を従がえるようになるのが、この時期の特徴になります。すごいっすよね。本能レベルで自分が生き残るために無意識で闘ってるって。
お父さん、出番ですよ。
その行動のポイントは本能レベル。そして未熟さゆえの行動、ということです。ではどうすれば、理性的に本能のみに支配されることなく人として生きていけるのか。子育ての参画にどうかかわっていいかわからず、やればやるほど妻にダメ出しをされてきたそこのお壮さん。ここからお父さんの出番、役割が重要になっていきますよ。いままではお母さんの役割がほとんどでしたが、やっときましたよ、おとうさん。社会性を育むチャンスがこの時期なんです。わかりやすくお父さんの出番ですよ。と伝えましたが、多様性のこの時代。年齢性別に関係なく、社会性を持っていると思います。僕もそうですが、片親の環境もあるわけで、一概に社会性を育むことができるのはお父さんだけ、という意味ではないことをご理解下さい。
僕が伝えたいことは、未熟だからこと、言語力、経験や体験が、大人に比べて少ないからこそ、表現を誤ったり、人を傷つけたり、自分を守るための嘘をついたり、結果としていじめという構造になっている、そんな時期が、小学校4年生~高校1年生まで続くと僕は個人的に思うので、大人が人とのかかわり方、他人との違い、受け入れ方、考えの違いや多様性のあり方など、社会性を身に着けていくチャンスだということです。発達段階の遅い早いは個人差ありますから、高校生ぐらいまではある程度大人の支援は必要かな、とも思います。
いじめの定義を知ることは大人の義務
さて、ここでいじめについてすこし定義を押さえておきましょう。
みなさんは、いじめと暴力の違いを説明できますか?
ここの認識があいまいだと、いじめと認識できず、暴力、暴言、喧嘩、突発的なもの、といって小さなサインを見逃すことにつながります。僕の見解ですが、いじめが関係する悲惨なニュースのほどんどは、小さなサインを見逃し、気づいたころには修復できないところまで発展してしまった。初期段階でいじめと認識していれば。後の祭りです。教育現場は責任問題のことが脳裏に浮かびますから、保身のあまり動きが鈍ることや、そこまではないだろう、大丈夫だろう、という自分を安心させたいだけの心理が働き、一人で抱えてしまうパターンもあります。これは僕の勝手な想像ですが、表に立つ教育委員会や管理職は本当にわからないことなんだと思います。だって、いじめと認識できないマネジメント(経営)をしているということを、僕は勝手に想像するからです。これは誤解のないように、本当に気づかないパターンもあるかと思いますが、まれなケースだと僕は思います。現に、僕の教員生活で、なんどかいじめ問題、不登校の問題に直面したことがありますが、学校全体で把握し、教育委員会、学校、保護者、地域で協力し合って、向き合ったことで、卒業後大変な思いやつらい思いを抱えながらも、今では社会人になり、好きなアーティストのコンサートに行くために、毎日頑張っている、という報告を受けました。その報告に救われたことを今でも鮮明に覚えています。
「知ってたら救えた命だった」とならないためにも、知ることから始めましょう。
それゆえ、いじめの定義を知ることは、僕は国民の義務にするほど重要なことだと思ってます。大げさではなく、教育現場の研修、会社のコンプライアンス研修、公共施設、家庭内、いろんな場面でいじめ、ハラスメントなどの場面でもいかせるはずです。なによりも、私たち大人みんなで、未来ある子供たちの安心安全で過ごしていける、挑戦できる環境を作るためにも、いじめという課題解決に積極的に学び取り組んでいく必要があるのではないでしょうか?
熱くなってしまいました。
では、いじめの定義についてお伝えします。
いじめの定義
当該児童生徒が一定の人間関係のある者から、心理的、 物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているものです。
文部科学省より
ここで押さえておきたいことは、一定の人間関係のある者から、というところと、当該児童生徒がというところです。たとえば、居酒屋で隣の席に座った初対面の人からからまれて、ビンタをくらいました。これは暴力です。一定の人間関係がなければ、暴力、また対等であれば喧嘩、ということになります。また、僕の認識としては、成人をした大人に対しては「いじめ」は法律上では定義されていないのです。2024年3月時点。これは、ですから、大人は被害を受けたり、感じたら、警察に被害届を出しましょう。もしくは裁判所に訴えましょう。刑事裁判もしくは民事裁判とうを通して、法律で裁いてもらいましょう。
いじめを認識するための第一歩
問題です。次の状況は、いじめですか?それとも、暴力になりますか? ここ重要です。いじめと認識して初めて課題に取り組むことができます。
- あなたがコンビニのレジで並んでいたとき、50代と思える男性が割り込んできた。あなたは、並んでいることを伝えるもその男性は無視。そこであなたはもう一を話しかけると、男性が振り向き、そしてあなたに「うっせー、つべこべ言わずにだまってろ、このカス野郎」と、罵声と暴言を放った。その結果、あなたは精神的苦痛を感じてしまった。
- 同期入社の同僚Aさんは、同僚後輩Bさんに営業成績で負けたこときっかけに、Bさんに対して嫌がらせをするようになる。無視、悪い噂を流す、ものを隠す、忘年会にBさんにだけ違う場所を伝える、など、1年以上続いた結果、Bさんは精神的に追い込まれ、うつ病と診断された。
- フットサル同好会で知り合ったAくんとBくん。気が合うこともあり、フットサルの活動以外でも遊ぶこともあった。ある時、AくんもBくんもフットサルメンバーのマネージャーCさんに恋をした。友人が突然恋のライバルに。とある活動後の飲み会で、AくんとCさんがいい雰囲気。Bくんは嫉妬と酔った勢いもあり、Aくんに絡み始め口論の末、殴り合いになる。周囲にいたフットサル仲間が仲裁に入り、その日は解散。後日Cさんは同好会をやめ、二人の恋は終わった。
- 3月の卒業式シーズン。ナンクル中学校に転入してきたA君(中3)。ひとあたりもよく、社交的で、一週間もしたら、クラスのほとんどと仲良くなった。それを面白く思わないB君が一方的にA君を無視するようになり、周りにもそのように支持を出す。変に思ったA君はB君と話し合いを希望するも、B君は無視。しつこく言い寄るA君に対して、一方的に殴り掛かり、通りかかった先生に止められた。A君もB君もちょっとした小競り合いで、喧嘩してただけだ、と主張。先生は、そうか、と二人の話を受け止め、それ以上は突っ込まなかった。
みなさんはどうのように受け止めますか?答えをコメント欄にご記入ください。
いじめをなくすための断固たる決意
中学校英語教師としての言語学習においての僕の持論です。
習った言語はすぐに忘れても、身についた言語は忘れない。
僕の持論と言いましたが、実は僕の母の言葉を譲り受けたものです。
何が伝えたいかというと、自分で考えて答えを導き出すことがいじめをなくす第一歩だということです。こんかいの答えが正解だろうが、不正解とされようが、大した問題ではないのです。日々、これはいじめに該当するのかな、しないのかな、もし該当するならどのような対策をする必要があるのかな、と勘がることがいじめによって奪われる命がなくなる社会になる第一歩だと僕は信じています。また自分の愛する子供が、いじめる側になる可能性もあるし、いじめられる可能性もあります。傍観者なになるという可能性もあります。そんな時、そのような対応、関りをやっていけばいいのか、それはいじめの構造を知ると見えてきます。いじめの構造については別の機会で触れたいと思います。
まとめ
- いじめは絶対に許さない
- いじめは本能的観点の排除という行動が現れたもの
- 問題はいじめが続くこと
- いじめの定義を知ることは大人の義務。当該児童生徒が一定の人間関係のある者から、心理的、 物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの
- いじめは回数や続いた日数でなく、一定の人間関係のある者から一方的に攻撃や苦痛を感じた時点でいじめと認定します。
- 正解、不正解は大した問題ではなく、家庭内で話題に出し、日々考えていくことがいじめをなくす第一歩だと、僕は信じています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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元中学校教師でシングルファザーのナンクル並里のいじめについての見解でした。
ではでは