陽占×陰占で見抜く適材適所!才能と環境がかみ合う組織づくり

陽占×陰占の掛け合わせで見る「適材適所」
〜才能と環境がぴったりハマったとき、組織は自然とまわり出す〜
はじめに
こんにちは。
僕は「思いをカタチにする継続伴走コーチ」として、算命学の鑑定や元教員としての経験、そしてコーチングを組み合わせながら、人や組織が抱える“ズレ”を整えるお手伝いをしています。
これまでのシリーズでは、
第1回:「組織は管理ではなく“育てる”もの」
第2回:「陽占=外に出る才能」
第3回:「陰占=内に秘めた欲求」
という流れでお届けしてきました。
そして今回は、その集大成とも言えるテーマ、
**「陽占と陰占の掛け合わせ」**についてお話しします。
陽占×陰占が意味すること
まず基本となる考え方はこんな感じです。
陽占=得意なこと(役割・表に出やすい力)
陰占=欲しいこと(環境・安心の条件)
つまり、
👉「何が得意か」×「どんな環境なら力を発揮できるか」
この組み合わせこそが、その人が一番輝ける“居場所”を決めるのです。
たとえば──
火の才能を持っている人(陽占:火)は、情熱的で周囲を巻き込む力を持っています。
でも、陰占が「承認」を求めるタイプだった場合、評価されないと途端に元気がなくなってしまうことも。
逆に陰占が「土」で安定を求める人なら、安心できるルールや土台があって初めて、その情熱がフルに発揮されます。
五行ごとの掛け合わせ例
いくつか代表的な組み合わせをご紹介しますね。
🌳 木(陽占)× ⚔️ 金(陰占)
才能:新しいアイデアを生み出す企画力
欲求:秩序・公平な基準を求める
👉 創造力とルールのバランスをとりながら、アイデアをカタチにしていける人。
💧 水(陽占)× ⛰️ 土(陰占)
才能:人や情報を柔軟につなぐ力
欲求:安定した基盤が必要
👉 揺らぎやすい場でも、安心感をつくりながら人と人をつなぐ“潤滑油”。
🔥 火(陽占)× 🔥 火(陰占)
才能:情熱で人を動かす発信力
欲求:承認や共感がないと燃え尽きる
👉 共感を受け取ることで、組織を動かす強烈なエネルギーになる存在。
⛰️ 土(陽占)× 💧 水(陰占)
才能:人を受け止め、場を支える力
欲求:自由や柔軟さが必要
👉 どっしりと支えながらも、柔らかさで包み込む“安心の土台”。
⚔️ 金(陽占)× 🌳 木(陰占)
才能:秩序を守り、精度を高める力
欲求:成長や挑戦の機会が欲しい
👉 公平に判断しつつも、常に変化や進化を求める“挑戦型リーダー”。
ケーススタディ:3人の実例
実際に3人の例を見てみましょう。
🌳 こきちさん(木×金)
発想力に優れ、新しい企画を生み出せる人。
でも、秩序や筋道がないと不安になってしまう。
👉「アイデアを現実に落とし込む、企画と整理のプロ」
💧 ひろパパさん(水×土)
人や情報をつなぐ柔軟さが持ち味。
安定した基盤があることで力を発揮できる。
👉「安心を届ける“つなぎ役”」
🔥 なんくるさん(火×火)
情熱で人を巻き込むパワータイプ。
承認や共感を受けると、さらに火力アップ。
👉「組織を動かすエネルギー源」
この3人がチームにそろうとどうなるか?
想像してみてください。
木(こきちさん)が未来を描き、企画を立ち上げる
水(ひろパパさん)が人をつなぎ、安心感を広げる
火(なんくるさん)が情熱で推進する
まるで自然の循環のように、チームも自然と循環し始めるのです。
陽占×陰占を組織に活かす3ステップ
最後に、実際の組織運営にどう活かすかを3つのステップでまとめてみます。
1️⃣ 才能を役割に活かす
👉 陽占=「何が得意か?」をチーム内の役割に生かす
2️⃣ 環境を整える
👉 陰占=「どうすれば安心して動けるか?」を満たす
3️⃣ 掛け合わせて配置する
👉 才能と環境の両方がそろってこそ、真の適材適所が実現
まとめ
「適材適所」とは、決して人を枠にはめることではありません。
大切なのは、才能(陽占)と環境(陰占)という“両輪”を整えること。
この2つをセットで見ていくことで…
人間関係のズレが減る
チームに自然な循環が生まれる
管理しなくても“育つ組織”ができてくる
そんな未来が、少しずつ見えてくるはずです。
次回は最終回。
いよいよこの五行の考え方を、組織全体にどう活かしていけるか?
「育つ組織の未来像」を一緒に描いていきましょう。お楽しみに!
お知らせ
適材適所は「才能」×「環境」の組み合わせで決まります。
公式LINEでは、あなたの掛け合わせを診断できる特典や、組織づくりに役立つヒントを配信しています。
自分やチームの“かみ合わせ”を知りたい方は、ぜひ登録してください。
👉 診断特典を受け取る